怒りを学びに変える必要条件
寒くなったころからでしょうか
怒りをコントロールするには
どうしたらいいですか?
というお問合せや質問が
増えました^^
寒くなってくると
血管が収縮するので
脳への血流も低下気味。。。
こういう状態のときは
暖かい時に比べて
イラ立ちやすい!
というデータもある位ですからね。
でも、「寒いから仕方がない」で
済ませるわけには
いきませんよね。
そこで、
ちょっとじっくり
「怒りを学びに変える」
ということについて
お届けしてみますね♪
まずは、
そもそも私たちが
怒りを感じるのは
どうして?
という所から。
ひと言で言うと
「思うようにいかないから」
特に、家族にイライラする時は「思うようにいかない」が発動することが多いのではないでしょうか?
ちょっと想像してみてください^^
- 本当にあった話「思うように家に入れない!」
- 雪降る中、やっとの思いで家にたどり着いたら、玄関にカギがかかっていて
しかも、チェーンまでかかっていて
入れない_| ̄|○
実は、この時、家人はうっかり寝落ちしていて、念のためにかけていたチェーンのことは、すっかり忘れていたと後で、わかります。
もしも、あなたが寒い中、玄関に入れず何度もピンポンしていたとしたら
さらに、玄関を開けてくれた家族が「寒い」とつぶやいたとしたら
どんな感情を感じそうですか?
✅しめ出されたようで、不満を伴って、軽くイラっとする
✅自分の家なのに、すんなり入れなくて、結構イラっとする
✅「チェーンしてて、ごめん。寒かったね。」って言わないの?と思って、イラっとする
✅疲れ果てて、怒りもわかず、悲しくなる
✅「あ、そうだった!この人、メッチャ慎重な人だった」と思いだしたら、何とも思わない
一番近いのは、どれでしたか?
どれも自分の感情だから、いい悪いはありません。
でも、「怒りを学びに変えたい」と思っていたら
注目すべきは、ラストの「何とも思わない」状態です。
これが、怒りを学びに変えられたときに訪れる感覚です。
ここで、大事なことをひとつ。
この「何とも思わない」と言う状態には、落とし穴があります。
比べてみましょう♪
□Aさん:夫には、こういう特性があって、「面白いなぁ」って思うので、何とも思わないですね^^
□Bさん:夫にはこういう所があるから、「なんで?」って思うけど許容範囲だし、愚痴を言えばスッキリするから、私だいじょうぶです。何とも思わないですよ^^
ふたつのタイプの違いに、お気づきですか?
ちなみに、AさんもBさんも、玄関から締め出されたと思った瞬間は、多少、イラっカチンとされています。
だって、それ位、外は吐く息も白く、凍えるほど寒かったんですもの。
では、それぞれの状態を、観察してみましょう♪
<Aさんの状態>
□自分の中に生まれたイラッカチンをいったん、受け入れ認めている
□自分はこうだけれど、家族には慎重な所があるし、それでいいと心から思っている
□なぜなら、自分と違う価値観と出会ったおかげで、私の人生は「面白くなって、自分の器が大きくなっている」から
<Bさんの状態>
□自分の中に生まれて、まだあるイラっカチンを、受け入れていることにしたい
□対処法をとっているから、自分は大丈夫だと思いたいし、その自分を認めてほしい
□子どもは子ども、夫は夫、私とは価値観が違うから仕方がないと、切り離すようなあきらめを感じているから
ズバリ!心理学では
<Aさんの状態>を、【統合】といい
<Bさんの状態>を、【分離】といいます。
Aさんにも、Bさんのような時代がありました^^
でも、ある日、気づいたんですよね。
「このままじゃ、イヤだな」
「夫との価値観の違いに気づくたびに、イヤな思いをするのは、もう卒業したい!」
決めると、人は必ず変われます。
一方で、
変わるのが何となくこわい!
自分だけ、なんで変わらなきゃいけないの?
夫は変わらなくていいなんて、ずるい!
と思っているうちは、なかなか変わることは難しい。
だから、怒りを学びに変えることも難しい。
しかも、
★【分離】の状態だと、この先も同じような状況でイラッカチンを感じる出来事に遭遇することになります。
量子力学的には、自覚していない感情は、身近なお子さんなどに、因縁として引き継がれていきます。
★【統合】の状態だと、この先に同じようなことが起こっても、感じる感情が変わっていきます。
しかも、量子力学的には、そのうち、同じようなことに遭遇しなくなっていきます。
普段の何気ない「感じ方のクセ」の違いが、次の世代にまで影響を与えているなんて!
驚かれたかもしれませんね。でも、私たちも結構、親や祖父母世代から受け継いでいるクセって、ありませんか?
私も、それが当たり前な感覚で長いこと生きてきました(笑)
でも、これからは、親世代から引き継いだとしても、手放すことができる時代になります。
どんどん、感じ方のクセを変えて、2025年をもっと飛躍の年にしてみましょう!
それでは、怒りを学びに変えるために大切なことをまとめておきますね。
怒りを学びに変える必要条件とは
💚自分の中に、瞬間生まれたどんな感情も受け入れて認める(例:私、いま、カチンとしたよね^^)
💚相手の特性は、ただの特性としてみる練習をする(例:あ、こういう事も起きるんだ。相手の価値観に興味を持つ)
💚相手の価値観/相手にとっての正しさを受け入れる(例:もしかしたら、後で「悪かった」って思うかも※期待はしないで)
いかがでしたか?
怒りを学びに変えるためには、普段の意識が大切だという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。
もしも、みなさんが、どんな感情もフラットに感じられて
身近なお子さんに、因縁として引き継がれないようにしておきたい!
と思っていたら
「バランスチェックシート」を手に入れて
ご自分やパートナー、ご家族のタイプもチェックしてみることができます♪
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”あなたはどっち寄り?”
「北風タイプ」or「太陽タイプ」
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プロフィール
我慢も時には大切です。特に、暴言や暴力は我慢する力が必要ですが、感情そのものは我慢しない方が断然いい。
試しに「イライラする位、〇〇な気もちだったんだね」って、自分に声をかけてみてください。
どんな感じがするでしょうか。まるで、大切な誰かに声をかけられたような、そんなホッとする感じがするのではないでしょうか。
「怒っちゃダメ」は、昭和の呪い。
令和は、自分らしく表現する時代です。
あなたらしく喜怒哀楽を表現する未来へ向かって、
一緒に一歩を踏み出してみませんか?